VOX 112-TV Combo 1×12 解説 – キャビネットIR

DYNAX キャビネットIR は、1000時間以上にも及ぶ収録と検証テストに没頭
「鳴らす人を感動させたい」
ただそれだけの為に

 

ブリテッシュコンボアンプの代表格VOX

ブリティッシュアンプブランドとして数多くのUKミュージシャンから支持されてきた、VOXアンプ独自の煌びやかでメロウなサウンド。

VOX 112-TV Combo 解説

VOXはイギリスでジェニングス・オルガン・カンパニーとして創業したのが始まりとなります。その後1956年にディックデニーが作っていたギターアンプのプロトタイプをきっかけにJennings Musical Industries(通称JMI)に社名を変更し初のギターアンプとなるVOX AC-15を1958年にリリースしました。

その後1959年、アメリカでは6L6チューブを使用した高出力アンプが出ており、それに対抗するためEL84チューブを増設し出力は倍へ、またスピーカーユニットに12インチを2発搭載したAC-30モデルをリリースします。AC-30はVOXアンプのフラッグシップモデルとして仕様変更を重ねながらも現在もリリースを行っています。AC-30はブリティッシュミュージシャンからの多大な支持を受け、数々の名曲のPV/MVなどでステージバックに必ずVOXアンプが並んでいる姿を今でも見ることができます。

真空管アンプの発熱はVOXに限らずどのメーカーでも頭を悩ませる問題ではあります。VOXが採用しているEL-84はMTサイズの小型で高出力が得られるチューブですが、その分熱を逃すのも苦手なチューブです。またその頃トランジスタが発明されたこともあり、VOXはトランジスタを採用したアンプをアメリカでVOX製品の輸入を行う「トーマス・オルガン・カンパニー」と結託し、アメリカで製造を始めることとなりました。しかしながらビジネスとしては成功せず、VOXのイメージを下げることとなってしまいました。

しかし、AC−30のトランジスタアンプであるスーパービートルの開発時に生まれたのがエフェクターの元祖とも言えるワウワウペダルでした。中音域のレゾナンスをコントロールすることで独特のサウンド効果を得ることができ、その基本的な回路は現在のその他のワウペダルの基本でもあり、特にエレキギターにかけるワウ効果は様々なプレイスタイルやジャンルを越え愛用者が多いエフェクターです。

その他、ギターの製造。また当時電子オルガンというと高価で重いHammondオルガンに対抗すべくVOX Continentalオルガンも開発販売を行いました。それぞれイギリス製や、イタリア製、アメリカ製があり、VOX製品のマニアックな一面を知ることができます。

その後VOXのブランド商標は日本のKORGによって買収され、現在はKORGのブランドの一つとしてチューブアンプのみならず、デジタルモデリングアンプやデジタルエフェクター、その他の鍵盤楽器なども製造を行っています。

キャビネットIR

キャビネットIR

DYNAXが提供する キャビネットIR (インパルスレスポンス) は「リアルなサウンドを追求」し、DYNAX IR についてのページにも記載 の通り、独自の手法を用い生み出されているIRとなり、お使いのIRローダーに読み込む事で品質の高いサウンドを生み出すことができます。
インパルスレスポンスを読み込める機器やソフトウェアの能力(読み込んだIRのパラメーター変更能力 等)や、入力されるギターサウンド自体(アンプやストンプボックス、シミュレーター、プラグインなど)にも左右されますが、アウトプットされるギターサウンド全体のダイナミックレンジは、一般的に配布されているIRとは一線を画すクウォリティーとなっています。
以下「DYNAX IR一覧」より各モデル毎にサウンドサンプルを公開しておりますので、ご参考ください。
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