DIEZEL V412RD Rear Load 4×12 解説 – キャビネットIR

DYNAX キャビネットIR は、1000時間以上にも及ぶ収録と検証テストに没頭
「鳴らす人を感動させたい」
ただそれだけの為に

 

モダンヘヴィネスアンプの最高傑作

ドイツが生んだヨーロピアン、モダンヘヴィネスアンプの傑作Diezelアンプ。圧倒的パワーと音の密度を持ったDiezelアンプのサウンドを確実にアウトプットする、質実剛健さと轟音の高次元の融合のサウンド。

DIEZEL V412RD 解説

DiezelはPeter DiezelとPeter Stapferによって1992年にドイツで登場したアンプメーカーです。少数精鋭の4人のスタッフにより高品質で厳選したコンポーネントを用いて全て手作業で製造しています。現代的な美しいPCBレイアウトと内部の作りはヨーロッパのテイストを感じさせます。

最初のプロダクトとなるVH-4はなんと4chのプリアンプを搭載しており、美しいクリスタルクリーントーンから深い歪みのドライブチャンネルを自在に扱うことを実現しました。またMIDIによるチャンネル制御が可能で、当初からトップギターリストの使用もありDiezelというブランド名は世界中に知れ渡りました。

Diezelは非常に高品質を売りにしていますが、真空管はどのアンプメーカーも他社製品に頼らざるを得ません。そして真空管は予期せぬトラブルが発生する可能性があります。Diezelはパワーチューブのプロテクションとしてペアで動作する2本ずつそれぞれにHT Fuseを搭載しています。もし大切なステージでの演奏中にパワーチューブにトラブルが発生した際も対になるペア同社のHT Fuseが保護するため演奏中に突然音が出なくなるというトラブルを避けることができます。この機能は初期モデルのVH-4から搭載しています。

VH-4の後、EL-34/KT-77チューブを6本搭載した圧巻の180Wを誇るモデルとしてHerbertを世に送り出します。プリアンプも新たにデザインされ、Diezel特有の美しいクリスタルクリーンからウルトラハイゲインのオーバードライブの計3chに、MIDIで制御可能なMid CutやMaster Volumeも2系統搭載しておりライブステージでの多様性を兼ね備えたモダンアンプの集大成の様なアンプを完成させてきました。

その後は比較的小型サイズでありながらも高出力とDiezel独自の美しいサウンドを搭載したアンプヘッドや、Diezelのサウンドが手軽に得られるストンプボックスのリリースを行っています。

弩級のパワーが得られるアンプにはそれに耐えうるキャビネットが必須です。Diezelのキャビネットは412ストレートキャビネットと212キャビネットをラインナップし、1人のスタッフによって全て手作業で製作されています。412、212共にスピーカーユニットをバッフル板の前面から固定するFD(FrontLoad)、と背面から固定するRD(RearLoad)の2種類をリリースしています。また、FDとRDそれぞれエンクロージャーの材質を変えており、構造による音質の違いだけではなく最適化したデザインを行っています。

キャビネットIR

キャビネットIR

DYNAXが提供する キャビネットIR (インパルスレスポンス) は「リアルなサウンドを追求」し、DYNAX IR についてのページにも記載 の通り、独自の手法を用い生み出されているIRとなり、お使いのIRローダーに読み込む事で品質の高いサウンドを生み出すことができます。
インパルスレスポンスを読み込める機器やソフトウェアの能力(読み込んだIRのパラメーター変更能力 等)や、入力されるギターサウンド自体(アンプやストンプボックス、シミュレーター、プラグインなど)にも左右されますが、アウトプットされるギターサウンド全体のダイナミックレンジは、一般的に配布されているIRとは一線を画すクウォリティーとなっています。
以下「DYNAX IR一覧」より各モデル毎にサウンドサンプルを公開しておりますので、ご参考ください。
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