DYNAX キャビネットIR は、1000時間以上にも及ぶ収録と検証テストに没頭
「鳴らす人を感動させたい」
ただそれだけの為に
ステージで映えるルックスを持ちながらリットルのあるエンクロジャーを採用、どんなサウンドも確実かつ正確にアウトプット
Orange Music Electronic Companyは1968年にイギリスで設立された、ギターアンプとPAシステムを開発製造するメーカーです。社名のオレンジの通り、ギターアンプやキャビネットにオレンジ色のトーレックスを使用しておりステージ上で非常に華やかな存在です。Cliff Cooper氏よって立ち上げられたブランドですが、すぐにショールームショップを開くこととなります。このショールームもオレンジ色で塗られており、当時とてもユニークなショップとして話題になったようです。またレコーディングスタジオも所有しており、クリフ氏は著名なプロデューサーやエンジニアまで幅広い人脈を持っていました。オレンジはアンプの開発と並行してすぐに専用キャビネットの開発を行いました。当時のギター用のキャビネットは肉薄のエンクロージャーのものが定番でしたが、オレンジは肉厚かつ奥行きの深いエンクロージャー方式を採用しました。これが現在も定番であるPPCキャビネットの元祖となります。
オレンジのショップには当時多くのミュージシャンが来店していました。そこでキャッチアップしたギターリストの要望を元にオレンジアンプの開発を進めて行きます。そこで生まれたのがOR-120アンプでした。EL-34チューブを4本搭載し120Wを誇る、当時のアンプとしては非常に高出力を持ったアンプでした。OR−120はアンプを収めるシャーシまでオレンジ色で塗られ、またコントロールノブの上にはコントロールの文字とそれらの効果を表現した絵が描かれていました。後には文字を廃止しイラストのみの後にグラフィックモデルと呼ばれるようになりました。OR−120は90年代にMaster Volを追加したOD-120オーバードライブモデルとなります。
その後レコードレーベルを創業したり、PAシステムとして巨大なスピーカーユニットを開発するなどギターアンプの製造だけではなく独自のスタイルで事業を展開していくこととなります。音楽シーンの移り変わりに合わせ様々な機種を展開、ベースアンプもリリースしました。
1990年代にはOrangeとして大ヒット作となる、AD15とAD30Rが登場します。現在ツインチャンネルモデルとなって復刻されていますが、初代モデルを探すファンが多くいるOrangeの中でも名作です。2000年に入るとRockerverbやThunderverb、小型アンプとしてTinyTerrorのヒットは記憶に新しいところです。
古くから極厚で奥行きの深いエンクロージャーを採用していたオレンジのキャビネットPPC412がギターリストの中で再認識されるようになったのもこの頃です。時代はモダンハイゲインアンプが台頭し、それらのアンプサウンドを余裕を持って許容するキャビネットが求められていました。それぞれのアンプメーカーももちろん専用キャビネットを用意してはいましたがOrangeの見た目と独自のサウンドが求められることとなりました。キャビネットはヒットすることとなりましたがアンプヘッドは他社製のものを使用するギターリストが多く、キャビはオレンジトーレックスでヘッドはブラックトーレックスという異彩もあり日本限定でブラックトーレックスのオレンジPPCキャビネットが販売されるに至りました。
DYNAXが提供する キャビネットIR (インパルスレスポンス) は「リアルなサウンドを追求」し、DYNAX IR についてのページにも記載 の通り、独自の手法を用い生み出されているIRとなり、お使いのIRローダーに読み込む事で品質の高いサウンドを生み出すことができます。
インパルスレスポンスを読み込める機器やソフトウェアの能力(読み込んだIRのパラメーター変更能力 等)や、入力されるギターサウンド自体(アンプやストンプボックス、シミュレーター、プラグインなど)にも左右されますが、アウトプットされるギターサウンド全体のダイナミックレンジは、一般的に配布されているIRとは一線を画すクウォリティーとなっています。
以下「DYNAX IR一覧」より各モデル毎にサウンドサンプルを公開しておりますので、ご参考ください。
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