DYNAX キャビネットIR は、1000時間以上にも及ぶ収録と検証テストに没頭
「鳴らす人を感動させたい」
ただそれだけの為に
モダンハイゲインアンプの生みの親とも言える希代のアンプビルダー、マイク・ソルダーノが作りだすキャビネット。
Michael Soldanoにより設立されたSoldano Amplificationもまた、音楽の本場アメリカ・ロスアンジェルスに拠点を置くモダンアンプの先駆けとなったアンプメーカーです。他のアンプビルダーと同じく様々なミュージシャンが持ち込むアンプのリペアを行う中、改造やオリジナルアンプの試作を繰り返してきました。最初はFender Bassmanアンプのクローンの開発から始めており、それが基礎となりSoldanoアンプのフラッグシップモデルであるSLO−100(Super Lead Overdrive)が完成しました。
SLO-100はクリーンチャンネル、クランチチャンネル、リードチャンネルと現在主流であるマルチチャンネルアンプの構成を持ったアンプとして、世界で最も早く完成されたアンプヘッドの一つです。一台のアンプでありながら様々な音色を出すことを可能としたことはSteve LukatherやMicheal LandauをはじめとするLAのセッションギターリストにとって最良であり、長年に渡って彼らのステージやレコーディングで活躍することとなりました。
その後、既存のアンプヘッドやコンボアンプではなくサウンドを作り出すプリアンプ部のみをラックプリアンプ化したX-77やX-88をリリース。X-88はその後Custom Audio Electronicsにより3+プリアンプの原型となりました。SoldanoはSLO−100やX-88で既に様々な音色を出すアンプの設計に成功していましたが、X-99プリアンプという革新的なアンプを世に送り出します。X-99は音色の調整に必要なGAINやTONEのPOTにサーボモーターを搭載することで、音色のメモリーとトータルリコールを行うことに成功しました。これにより必要な音色をセッティングしメモリーしたサウンドを瞬時にMIDIで呼び出すことを実現しました。
その後、時代が求めるサウンドに対応するためにいくつかアンプヘッドをリリースします。しかしSoldanoのフラッグシップモデルは不動のSLO-100として君臨し続けました。SLO-100がPEAVEYのエディー・ヴァン・ヘイレンのシグネイチャーモデルである5150の回路の原型となったことはご存じの方もいるかと思います。SLO-100やX-88など、Michael Soldanoのアイディアと製品が世界のアンプメーカーに多大な影響を与えたことは間違いありません。
その後Michael Soldanoは自身の工場を閉めることとなりますが、現在はBoutique Amps Distributionに会社を売却しアンプの設計デザイナーとして在籍し現在もアンプの製造を続けています。
今回、貴重な90年代のSoldano 412 キャビネットを元に収録を行いました。現在の412キャビネットと比較すると少し薄めのエンクロージャーでありながら独自のマルチレイヤーのバーチ材を使用しており、開放感のある明るいサウンドはアメリカンサウンドです。
DYNAXが提供する キャビネットIR (インパルスレスポンス) は「リアルなサウンドを追求」し、DYNAX IR についてのページにも記載 の通り、独自の手法を用い生み出されているIRとなり、お使いのIRローダーに読み込む事で品質の高いサウンドを生み出すことができます。
インパルスレスポンスを読み込める機器やソフトウェアの能力(読み込んだIRのパラメーター変更能力 等)や、入力されるギターサウンド自体(アンプやストンプボックス、シミュレーター、プラグインなど)にも左右されますが、アウトプットされるギターサウンド全体のダイナミックレンジは、一般的に配布されているIRとは一線を画すクウォリティーとなっています。
以下「DYNAX IR一覧」より各モデル毎にサウンドサンプルを公開しておりますので、ご参考ください。
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