KEMPER KABINET 112 解説 – キャビネットIR

DYNAX キャビネットIR は、1000時間以上にも及ぶ収録と検証テストに没頭
「鳴らす人を感動させたい」
ただそれだけの為に

 

半世紀以上続いたギターアンプに大きな革新を与えたブランド

チューブアンプの持つ特性を独自の技術でエミュレーションするProfilerサウンド

KEMPER KABINET 112 解説

ドイツで創業したKEMPERは1950年代から始まったギターアンプに革新を与えました。シンセサイザーKEMPERのProfilerテクノロジーはアナログモデリングシンセサイザーで世界的に有名なAccess Virusの設計者によって作られました。

KEMPER Profilerは真空管の持つアナログ回路の特性をデジタルで忠実に再現するだけではなく、手持ちのギターアンプのサウンドをプロファイリングすることで実機と変わらぬギターサウンドを再現します。それまでのモデリングアンプとは一線を画す革新的な手法を用い、2011年の登場からギターアンプとして世界中で最もヒットするアンプとなりました。

現在において、プロファイリングアンプとして複数ラインナップされており最も基本的なモデルであるHEAD、パワーアンプを搭載するPOWER HEADとラックマウントタイプのPOWER RACK。そしてフロアタイプとなるSTAGEが用意されています。パワーアンプを搭載するモデルの場合、そのままキャビネットに接続し今までのチューブアンプ同様にキャビネットを鳴らすことができます。パワーアンプ非搭載のモデルの場合は別途パワーアンプを用意する他にも、キャビネットやマイクまでもプロファイリングされていますので、LINE OUTを利用しPAシステムからダイレクトにギターサウンドを出力することができます。フロアタイプのSTAGEも同様です。

Virusシンセサイザーで培ったエフェクト技術も継承し、内部で歴史的な名機を含めた様々なエフェクトを組むことができ、Profiler技術と相まってオールインワンな環境を構築することができます。

KEMPER Profilerの最先端の技術をそのままアウトプットすることを目的に設計されたのがKEMPER Kabinetです。KEMPER Koneと名付けられたフルレンジの12インチユニットはProfiler側の設定でキャビネットモデルをオフに変更しIMPRINTすることで最適な特性でアウトプットされるように設計されています。

キャビネットIR

キャビネットIR

DYNAXが提供する キャビネットIR (インパルスレスポンス) は「リアルなサウンドを追求」し、DYNAX IR についてのページにも記載 の通り、独自の手法を用い生み出されているIRとなり、お使いのIRローダーに読み込む事で品質の高いサウンドを生み出すことができます。
インパルスレスポンスを読み込める機器やソフトウェアの能力(読み込んだIRのパラメーター変更能力 等)や、入力されるギターサウンド自体(アンプやストンプボックス、シミュレーター、プラグインなど)にも左右されますが、アウトプットされるギターサウンド全体のダイナミックレンジは、一般的に配布されているIRとは一線を画すクウォリティーとなっています。
以下「DYNAX IR一覧」より各モデル毎にサウンドサンプルを公開しておりますので、ご参考ください。
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