AKG C414B-XLS – DYNAX ギターレコーディング マイク

ギターレコーディング マイク としての AKG C414B-XLS

ギターレコーディング マイク は様々な物があり、どのマイクも「そのマイクが持つ特性」があります。その事により、同じ ギターキャビネット で録音してもマイクが異なることでサウンドの質感は大きく変わります。
「質感が変わる=音の良し悪し」ではなく、レコーディングされる周波数が異なることで出音自体が変わりますので、その曲の中で「どのマイクが合うのか?」や「このジャンルであればこの定番マイク」などを選定する上でも多くのマイクでギターキャビネットを録音したサウンドをプレビューできることは、制作現場において大きなアドバンテージになります。

本ページで紹介するマイクの特性は以下となります。
C12カプセル特有の4kHz以上が持ち上がった特性を持っており、輪郭がはっきりとしたブライトなサウンドは楽器の存在感をぐっと際立たせてくれます。414シリーズの特徴となるメタルボディーのデザインはノイズ対策としても効果を発揮します。エレキギターやアコースティックギターのマイクとしても使用され、絶妙な空気感と透明感のあるサウンドはレコーディングやライブステージでも活躍します。AKGの歴史とはそれすなわちC414シリーズの伝統そのものと言っても過言ではなく、その進化を体現する本機はプレイヤーの期待に応えてくれることは間違いないでしょう。

AKG C414B-XLS に関して

1947年にオーストリアのウィーンで創業したAKG(旧名Acoustical and Cinema Equipment)は1953年に真空管式コンデンサーマイク〝C12〟を発表し、一躍世界的ブランドとしての地位を確立、他メーカーが模倣品を発売するほどコンデンサーマイクの代表的存在となりました。そしてこのC12の系譜を脈々と受け継いできたC414シリーズの現行モデルがC414-XL2です。伝統的なC12の特性を踏襲しつつ、9段階の指向性切替や4段階のパッド、ローカットフィルターを搭載。より幅広いセッティングを可能にしています。

特徴
・ブランドの礎を築いたモデルC12の特性を踏襲
・9つの指向特性を切り替え可能(無指向性/ ワイドカーディオイド/ カーディオイド/ ハイパーカーディオイド/ 双指向性と各々の間)
・4段階に切り替え可能なパッド、ローカットフィルターを搭載(0/-6/-12/-18db)
・2枚のダイヤフラムを平行に配置した構造により、近接効果を最小限に抑えつつ全帯域をクリアに収音可能
・ダイヤフラムの固定は4点のゴムで支えるエラスティック・サスペンションを採用したことで振動ノイズ耐性も強化
・最大SPLは140dB と、高音圧の音源にも対応
・出力のオーバーロード手前で警告点灯するLEDを搭載
・C414 XLSとは基本的に仕様は似通っているが使用しているダイアフラムが異なり、C414-XL2はハイ上がりの特性となっている
・弾き語りでもギターの音が埋もれず、アコースティックギターの収録にも定評がある

製品スペック
形式:コンデンサー型
指向特性:9段階(無指向性/ ワイドカーディオイド/ カーディオイド/ ハイパーカーディオイド/ 双指向性と各々の間)
周波数範囲:20Hz ~ 20kHz
感度:-34dB( ± 0.5dB) re 1V/Pa
出力インピーダンス:200Ω以下
最大SPL:140dB SPL (パッドOFF、THD 0.5%)
パッド:0/-6/-12/-18dB 切り替えスイッチ
ローカットフィルター:Flat/40Hz(12dB/oct)/ 80Hz(12dB/oct)/160Hz(6dB/oct)
電源:ファンタム DC48V/ 約4.5mA
コネクター:XLR 3 ピン
寸法:幅50 ×高160 ×奥行38mm
重量:300 g

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