ギターレコーディング マイク は様々な物があり、どのマイクも「そのマイクが持つ特性」があります。その事により、同じ ギターキャビネット で録音してもマイクが異なることでサウンドの質感は大きく変わります。
「質感が変わる=音の良し悪し」ではなく、レコーディングされる周波数が異なることで出音自体が変わりますので、その曲の中で「どのマイクが合うのか?」や「このジャンルであればこの定番マイク」などを選定する上でも多くのマイクでギターキャビネットを録音したサウンドをプレビューできることは、制作現場において大きなアドバンテージになります。
本ページで紹介するマイクの特性は以下となります。
老舗マイクロフォンメーカーのSennheiserがギターレコーディング用として開発しただけあって、ギターらしい音を確実に録音することにフォーカスされています。オンマイク専用の設計ですが、指向性が広くセッティングだけでなく一台のギターアンプで色々な音を出すようなシチュエーションであっても、マイクを使えばバランス良く録音することができる、一面も合わせ持ちます。定番マイクのSM-57やMD-421と比べても安心感のあるサウンドが魅力です。
SENNHEISER / E906 ~3段階のサウンド切り替えが可能な新定番~
SENNHEISER (ゼンハイザー)E906はプロフェッショナル仕様のスーパーカーディオイド型ダイナミックマイクです。ダイナミックマイクでは珍しいサイドアドレス型のデザインが目を惹く本モデルは、とくにギターアンプの収音が得意とされており、クリーンからディストーション、メロウからエッジの効いたトーンまで豊かに表現してくれます。
全体的にまとまりがあり、滑らかでナチュラルなサウンドとワイドレンジな表現力はジャンルを問わない万能選手といっても過言ではありません。
前モデル「E609」のアップグレードモデルであり、本機には3段階の音色切り換えスイッチを搭載しているのも大きな特徴で、ロー、ノーマル、ハイの3種類のプレゼンスを選択可能。これ一本で多彩な音作りができるのが魅力です。
特徴的なフラットなボディ形状はアンプとの接地面をより密接にし、ダイレクトにギターサウンドを収音できるほか、スタンド類を用いずにケーブルのみで前面にセッティングすることができます。そうすることでセッティングスペースの解消、スタンド転倒によるトラブル防止などのメリットもあります。
特徴
・あらゆるスタイルに適応し、ダイレクトかつストレートに表現するサウンド
・プレゼンスを変化させられる3段階(ロー、ノーマル、ハイ)の音色切り換えスイッチ付
・ギターアンプの収音に最適なボディ形状
・金属製ハウジングによる高い耐久性
・ピックアップ角度が深く周囲の音を遮断する効果が高く、ハウリングが起こりにくい
・平たいボディ形状でセッティングの場所を取らない
以下各種サイトが公式から引用している表現(必要であれば追加お願いします)
・非常に生き生きとしたパワフルサウンド
・優れた過渡応答性
・ショックマウントカプセル
・ハムバッキングコイル
製品スペック
形式:ダイナミック型
周波数特性:40~18,000 Hz
指向特性:スーパーカーディオイド
開回路感度:2.2 mV/Pa +- 1 dB(自由音場、無負荷、1KHz)
公称インピーダンス:350 Ohm
寸法:55 x 34 x 134 mm
重量 :140