AKG C-451E – DYNAX ギターレコーディング マイク

ギターレコーディング マイク としてのC-451EB

ギターレコーディング マイク は様々な物があり、どのマイクも「そのマイクが持つ特性」があります。その事により、同じ ギターキャビネット で録音してもマイクが異なることでサウンドの質感は大きく変わります。
「質感が変わる=音の良し悪し」ではなく、レコーディングされる周波数が異なることで出音自体が変わりますので、その曲の中で「どのマイクが合うのか?」や「このジャンルであればこの定番マイク」などを選定する上でも多くのマイクでギターキャビネットを録音したサウンドをプレビューできることは、制作現場において大きなアドバンテージになります。

本ページで紹介するマイクの特性は以下となります。
スモールダイアフラムは低音域の収音には向いていないのかと、それは先入観に過ぎません。スモールダイアフラムの特徴のレスポンスの速さは低音域において最も効果を発揮しており、ヘビーなギターリフにおいても低音の音の立ち上がりの良さは他のマイクロフォンの追従を許しません。クリーンなアルペジオにおいても、6−5弦の音の立ち上がりが軽快で451の特性の良さが際立っています。

AKG C-451E に関して

1947年にオーストリアのウィーンで創業したAKG(旧名Acoustical and Cinema Equipment)は1953年に真空管式コンデンサーマイク〝C12〟を発表し、一躍世界的ブランドとしての地位を確立、他メーカーが模倣品を発売するほどコンデンサーマイクの代表的存在となりました。C12から始まりC-414シリーズと様々なマイクロフォンをリリースする中、AKG初のスモールダイヤフラムマイクロフォンとして発売されたのがC-451です。スモールダイヤフラムを採用することで、音響特性に優れレスポンスが良いサウンドが特徴で楽器収録用のマイクとしてレコーディングやライブステージの定番マイクとなりました。C-451は出力コネクターにDINコネクターが採用されていましたが、これを現在普及するXLRキャノンコネクターに変更したのがC-451EBとなります。451EBはカプセルが交換可能となっていましたが、その中で最も評価の高いカプセルがCK-1です。C-451EはそのCK1カプセルサウンドをそのままに継承したマイクロフォンです。

特徴
・3段階に切り替え可能なパッド、ローカットフィルターを搭載(0/-10/-20db)
・451EB+CK1カプセルを継承する音質
・弾き語りでもギターの音が埋もれず、アコースティックギターの収録にも定評がある

製品スペック
形式:コンデンサー型
指向特性:カーディオイド
周波数範囲:20Hz ~ 20kHz
感度:9 mV/Pa
出力インピーダンス:200Ω
最大SPL:–
パッド:0/-10/-20dB 切り替えスイッチ
ローカットフィルター:Flat/75Hz(12dB/oct)/ 150Hz(12dB/oct)
電源:ファンタム DC48V/ 約2mA
コネクター:XLR 3 ピン
寸法:幅50 ×高160 ×奥行38mm
重量:125g

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