DYNAX JUNCTION BUFFER
DYNAX JUNCTION BUFFER

DYNAX JUNCTION BUFFER

圧倒的な「音の存在感」

±15VDC Boost technologyによる圧倒的なダイナミクスと対ノイズ性能

製品名 DYNAX JUNCTION BUFFER
概要 圧倒的な「音の存在感」
定価 ¥30,000 (税抜)
JANコード 4589742978571
型番 DYNAX001
販売店

段違いのサウンド品質

DYNAX Junction Buffer は、様々な楽器や声を調整することにフォーカスしたレコーディング機材と同等の回路設計を行い、一般的なギター用デバイスとは一線を画します。
圧倒的な周波数レンジとダイナミクス、SN比を誇ります。
一般的なコンパクトエフェクターの動作電圧はDC9Vがグローバルスタンダートとなっていますが、内部では±4.5Vで動作しています。これはエフェクターで使用されるオペアンプICの電源電圧の下限でもあり「理想的な動作とはほど遠い」ものがあります。DYNAXでは、この点に注視し回路を構成する各電子デバイスが最も理想的な状態で動作するよう設計、プロ用音響機材と同じ±15VDCにすることで圧倒的レンジを確保。
結果、楽器が本来持つダイナミックレンジや情報量を余すことなく次段の機材に伝えることを実現しました。

ギターの為の理想的なバッファー

エレキギターに搭載されるピックアップから出力される電気信号は、非常に微弱な電気信号であり、ハイインピーダンスの信号となっています。ハイインピーダンス信号は非常にノイズの影響を受けやすく取り扱いが非常にシビアな状態となります。それを回避するためにアクティブピックアップ (プリアンプ搭載型のピックアップ) も存在しますが音質変化や回路駆動の為のバッテリーが必要となることに躊躇うギターリストは多いと考えます。アクティブピックアップは使いたくない、パッシブが良い!というギターリストもバッファーを通すことで、ギターの信号をローインピーダンス化しノイズを影響を受けにくい「強い信号に変換する」ことができます。
更に、DYNAX Junction Buffer では、ハイインピーダンス信号を理想的に受け止めることができる高速オペアンプを採用。高級オーディオや音響機材でも採用を躊躇うクオリティーの高品質なパッシブコンポーネンツ(抵抗やコンデンサー)を惜しみなく採用することでプレイスタイルを選ばないサウンド品質を提供します。

シールドケーブルの影響を加味した設計

先述の通り、ギターからアウトプットされる信号は微弱で、使用するケーブルや長さに影響して音質変化やレベル低下などのが劣化が生じます。この劣化はアンプである程度補うことはできますが、本来ギターから出力されている情報までは復元することはできません。つまり劣化したサウンドをドライブしているに過ぎません。
DYNAXに搭載されるバッファーにはケーブルによる損失 (ケーブルが長くなっとしても) アンプにダイレクトに接続したようなサウンドを提供します。

ノイズ軽減する高品位なケースと耐久性

DYNAX Junction Buffer には業界でも世界でも初となる高品位なアルミニウム削り出しのケースを採用しました。一般的なエフェクターで使用される安価な鋳造(ダイキャスト)製のケースとは異なり、密度の高い金属で外来からのノイズを圧倒的に軽減することができます。

音質・耐久性重視のパーツセレクト

DYNAX Junction Buffer の心臓部であるバッファー回路には世界中から厳選した優れた音質を持つパーツを全てヒアリングで選定しました。また音は優れていても耐久性が低くては採用に値しません。ビンテージと言われる歴史的名器のように、長時間の過酷な環境下に置いても最高のパフォーマンスを発揮する事にも重点を置いています。

バーサタイルな入出力設計

DYNAX Junction Buffer には自慢のバッファー以外にも、エフェクトボードを構築する上で必要な入出力端子を備えました。ギターのインプット以外にも、最後のエフェクターからのアウトプットを立ち上げることでステージのセッティングを容易にし不用意なトラブルを避けることに繋がります。
2系統用意されたTHRU端子は音声信号の端子としても使用することができる他、TRS接続による外部のアンプのCH切替などのリモート端子としても使用することができます。

プロセッサーとの併用でも威力を発揮

DYNAXのバッファークオリティーはエフェクターボードへの設置以外に、近年主流になりつつあるギタープロセッサー前段にも効果を発揮します。 Fractal Audio, Neural DSP, Kemper , Helix 等のハードウェアはもちろん、DAWベースのプラグイン使用時におけるオーディオインターフェースの前段など、ギターやベースから入力される信号をDYNAXバッファーを通す事で「楽器本来のレンジとダイナミクス」をプロセッサーに送り込みます。
Junction Bufferが「ある と なし」では圧倒的にサウンドの品質が異なります。デジタルプロセッサーにおいてもDYNAX Junction Buffer を通す事で、楽器の存在意義を発揮します。

クリーンブースターとしても

ビンテージのマーシャルやフェンダー、ブティークアンプの代名詞でもあるDumble等の前段へオーバードライブやブースターの代わりとしてインサートすることで、高品質なクリーンブースターとしての性能も発揮します。±15Vのクリーンなバッファー性能で、一般的なオーバードライブやブースターなどのエフェクターよりもアンプのサウンドに色をつけずにドライブ感を持ち上げることが可能です。
更にJunction Bufferの特色の「輪郭感」や「レンジ感」も向上します。

Buffer内部のTrimで最適なゲインを設定

シールドが長い時は損失に備えゲインを上げる。チューブアンプへの色付けならばゲインは低くと、筐体内部にはゲインコントロールを搭載しています。シチュエーションに合わせゲインを設定できます。
「アンプへの色付け」や「輪郭感とレンジ感」を演出したい場合は、ゲイントリムは12時よりも低く。逆にブースターとしてアンプをドライブさせたり、ドライブペダルをブーストする場合などは 12時を基点に高く設定してください。

特徴

  • プロ用レコーディング機材と同等の±15VDC駆動が生み出す圧倒的レンジとダイナミクス。
  • 楽器本来の持つレンジとトーンを余すことなく後段の機材に送り込むTPT回路「True Pass Tone」回路を採用。
  • 入力信号と変わらぬ位相でアウトプットする、正相回路を採用。
  • エフェクターボードへの導入以外でも、FractalやNeural DSP、Kemperなどのプロセッサーとの併用においても威力を発揮。
  • 高品位のアルミニウム削り出しの業界屈指のオリジナル筐体を採用。
  • ギターのみならずベースの低音域にも対応するレンジと、アンプのセンドリターン等のラインレベルにも対応。
  • その他に機材に接続する為のオーディオとMIDI THRU端子を備えるヴァーサタイルな仕様。


  • Junction Bufferの幅広い用途


  • ワイヤレスにも効果あり!
    音質変化が顕著なワイヤレスシステムのレシーバーのアウトに入れることでワイヤード接続のような音質に。
  • アンプのエフェクトループにも!
    バッファーレスのアンプのエフェクトループに接続することでデジタルエフェクターの接続に適したインピーダンス変換に。
  • 他楽器にも対応!
    ギターのみならず、ベースやその他の楽器にも使用できる広帯域設計。


  • Junction Buffer Q&A


  • バッファーはドライブ系のエフェクターの様に必要に応じてインサートする方がいいのでしょうか?
    本機は基本「繋ぎっぱなし」にてご利用ください。商品説明でもある通り、Junction Buffer のテクノロジーは、シールドケーブルの品質や長さ、外来ノイズへの対策など「一般的なバッファー」としての機能はもちろんですが、内部での電源電圧の昇圧によるギター本来のダイナミクスを次段の機材へと送り込むことが醍醐味となります。従って、Junction Buffer 有きでの各機材セッティングの見直しと音作りを推奨致します。
  • バッファー内部のトリムを上げることによって、オーバードライブの様な歪みは作れますか?
    歪ませる事はできませんがクリーンブーストは可能です。作用としてはブースターと似ていますが、大きく異なるのは「音質の変化が無い」ということです。一般的なブーストペダルはサウンド自体がそのエフェクターの音になってしまいますが、Junction Buffer でブーストさせた場合、元のサウンドは殆ど変化せずブーストさせることが可能です。
  • 内部のGainトリムの適正値はありますか?
    特にありませんが、トリムを上げる事によりゲインブーストが可能です。バッファーは最初にインサートする製品ですので、ギター本体やシールドのノイズシールディング品質が悪い場合、ギターのノイズも一緒に持ち上げてしまいますので、お使いの環境に合わせトリムの適正値を見極めてください。DYNAXから出荷の際には固有の設定(トリム25%程)にて出荷しております。
  • アンプをドライブセッティングした場合、アンプのノイズが増えた気がします。
    作用としては正解です。先述の通り、バッファーはゲインブーストを有します。バッファーでもブースターでもその直後に繋ぐ機材への入力信号が増幅しますので、アンプ側でノイズが出やすいセッティング(GainやHigh、Presenceなど)や「ノイズの多いアンプ」の場合は、ノイズも増幅してしまいますので、バッファーのトリム設定の見直しやアンプ側のEQで調整してください。
  • +15VDC と -15VDCのランプが2つ光ってるのですが?
    Junction Bufferはレコーディングスタジオなどにある、高級コンソールのパワーサプライのように正負電源で動作しています。2つのLEDは搭載される特殊な電源回路で正しくそれらの電源が供給されていることを示します。
  • 9V電池でも利用可能でしょうか?
    9V電池接続するジャックをご利用頂けば利用可能ですが推奨しておりません。Junction Buffer は内部で電源昇圧回路を駆動させる為、一般的なバッファーと比べて多くの電流(A)を必要とします。従いまして、9V電池ですと直ぐに電池切れになってしまいます。本機を利用する際、パワーサプライからの供給が一般的ですが、アイソレートされた電源の1つを Junction Buffer 専用で割り当ててご利用頂くことお薦め致します。Junction Buffer内部では9V電池を接続する仕様になっておりませんので、一般的なエフェクターの様に筐体内部に電池を格納する事はできません。
  • 製品保証はありますか?
    製品保証はご購入日より1年間とさせて頂いております。製品と同梱にて保証書を入れさせて頂いておりますので、ご確認頂ければと思います。


  • Dynax Junction Buffer は、Reampにも絶大な効果を発揮!

    Dynax Junction Buffer は、そのサウンド品質から、Reamp(リアンプ)の際にも絶大な効果を発揮します。昨今のギターレコーディングにおいてプロの現場でも自身のスタジオでギターを録音し、Wavデータとして納品することも多くあり、その際に用いられる手法として Reamp という技術があります。通常オーディオインターフェース(以下 AIF)を用いた場合、DAWにレコーディングしたギタートラック (エフェクトやアンプを通していないギター → オーディオインターフェース「以下 AIF」の生の演奏データ) をAIFからReampの機材へ信号を送り、Reampのoutからエフェクターやギターアンプヘッドに繋ぎサウンドメイキングを行う手法です。Reampの機材を通す事でインピーダンスが変換され、ギターから直接 エフェクターやアンプに繋ぐ環境と同じ環境をDAWにレコーディングしたギタートラックで再現する事ができます。
    この方法により、楽曲を構成するギター以外の音の方向性に変化・変更があった場合でも、ギタートラックを弾き直す(録り直す)ことなく、アンプやエフェクターや各種パラメーターを変更する事が出来ます。

    このReampにおいても Junction Buffer が持つレンジ感・輪郭感・音の存在感は絶大な効果があり、クリーン、クランチ、ハイゲインなど全てのギターサウンドで1ランク上のサウンドにグレードアップさせる事が可能となります。生ギターの場合、パソコンや電源の位置によってギターがノイズを拾ってしまう事がありますが、クリーンにレコーディングされたギタートラックであれば、ノイズも気にすることなく、エフェクターやアンプでブーストさせる事が可能となります。
    また、Junction Buffer から Out put は「昇圧されたノイズに強い ローインピーダンスに変換」されておりますので、次段のエフェクターやアンプまでも接続においても外来ノイズを受けにくい環境を構築することが出来ます。

  • Dynax Junction Buffer

仕様

入力インピーダンス 1MΩ
推奨出力負荷インピーダンス 1kΩ以上
コントロール Gain(筐体内部にトリム設置)
端子 1/4インチ標準フォーン・ジャック×6(Buffer入力、Buffer出力、THRU端子)、MIDI THRU、DC9Vイン
電源 DC9V センターマイナス
消費電流 約50mA
筐体サイズ 112(W)×60(D)×33.5(H)mm
重量 312g
付属品 保証書、取扱説明書

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